青山学院大学 法学部 准教授
佐藤 智晶
所属・職名
学位
東京大学 博士(法学)
シンギュラリティ研究所における研究概要
シンギュラリティを念頭に置いた法政策について研究する。世の中がシンギュラリティに近づいていく過程で、どのような法的な課題が生じうるのかを明らかにするとともに、その対応策の選択肢について分析する。とくに、スマート・コントラクト、自動運転自動車、ドローン、診断支援技術などの実用化について研究する。
職歴
期間 | 所属・職名 |
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2018/04~ | 武蔵野大学 国際総合研究所 客員准教授 |
2017/04~2018/03 | 明治大学国際総合研究所 客員准教授 |
2016/09~2017/08 | 立教大学法学部 大学等非常勤研究員 |
2016/09~ | 一橋大学大学院国際企業戦略研究科 大学等非常勤研究員 |
2016/08~2016/12 | シンガポール大学公共政策大学院 Academic Visitor |
2015/04~ | 青山学院大学 法学部 法学科 准教授 |
2015/04~ | 東京大学 公共政策大学院 特任准教授 |
2013/04~2017/03 | 明治大学国際総合研究所 共同研究員 |
2013/02~2015/03 | 東京大学公共政策大学院/東京大学政策ビジョン研究センター併任 特任講師 |
2012/08~2017/06 | ブルッキングス研究所 Guest Scholar, Economic Studies, Center for Health Policy |
2012/04~ | 成蹊大学 非常勤講師 |
2009/09~2013/02 | 東京大学 政策ビジョン研究センター 特任助教 |
2009/04~2009/08 | 東京大学大学院 法学政治学研究科 グローバルCOE特任研究員 |
2007/04~2007/06 | 東京大学大学院 法学政治学研究科 日本学術振興会特別研究員 |
学歴
期間 | 所属・身分 |
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2007/08~2008/05 | Washington University in St. Louis School of Law(LL.M.) |
2005/04~2009/9 | 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程 博士(法学)(留学のために休学、満期単位取得退学後3年以内に取得) 「アメリカ製造物責任法の新たな2つの課題 : 製品のリコールの促進と全米統一的な規制の試み」 |
2003/04~2005/03 | 一橋大学大学院法学研究科修士課程 修士(法学) |
1999/04~2003/03 | 東北大学法学部法学科 法学士 |
受賞・フェローシップ
受賞年 | 賞・フェローシップの名称 |
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2006/03 | みずほ学術振興財団懸賞論文3等(契約の拘束力) |
2007/03 | みずほ学術振興財団懸賞論文佳作(専門家責任) |
2007/04 | マクドネルインターナショナルスカラーズアカデミー(ワシントン大学)「フェローシップ」 |
主な社会活動・大学外の委員活動
期間 | 内容、組織名・委員名 |
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2015/06~ | 利益相反の管理について審議し、機関の長に答申する、国立感染症研究所ヒトを対象とする医学研究倫理審査委員会・委員 |
2014/05~ | 利益相反の管理について審議し、機関の長に答申する、国立医薬品食品衛生研究所利益相反委員会・委員 |
2013/04~ | 利益相反の管理について審議し、機関の長に答申する、国立感染症研究所利益相反委員会・委員 |
研究キーワード
- 英米法
- 医事法
- イノベーション
- 技術利用
- 製造物責任
所属学会
- 日米法学会会員
- 比較法学会会員
- 日本私法学会会員
主要研究業績
(学術論文・著書・分担執筆・特許・Webツール公開など)
著書
- "The Future of Energy Policy in East Asia: Prospects and Risks for a Sustainable Framework" in Handbook of Clean Energy Systems 共 2015/07 Published Online
- アメリカ投資顧問法(翻訳本) 共 2015/07 弘文堂
- 「アメリカの民間保険会社による技術評価の運用」『医療技術の経済評価と公共政策』 共 2013/04 じほう
- 『アメリカ製造物責任法』 単 2011/05 アメリカ法ベーシック(弘文堂)
- 「医療機器と医薬品に関連する製造物責任」『患者の権利と医療の安全』 共 2011/02 ミネルヴァ書房
学術論文
- 「Ensuring medical device effectiveness and safety」 共 2014年7月 Food Dung Law Journal69巻1号(Food Drug Law Institute)、1-23頁
- 「Postmarket surveillance of medical devices」 共 2013年9月 PLOS Medicine10巻9号 (Public Library of Science)、e100519
- 「医薬品審査担当者の法的責任について」 単 2010年8月 『ファルマシア』46巻8号(日本薬学会) 、775-779頁
- 「オバマケアの進展における患者安全と医療過誤訴訟の行方」 単 2016年3月 単著、青山法学論集57巻4号(青山学院大学法学会)、217-232頁
- 「医療機器に係るイノベーションと医療技術の適切な評価に向けて-特に日本とフランスの制度を比較して」 共 2016年3月 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス47巻3号(じほう社)、164-171頁
- 「オバマケアの進展における患者安全と医療過誤訴訟の行方」 単 2016年2月 単著、青山法学論集57巻4号(青山学院大学法学会)、217-232頁
- 「医療機器を介した健康・医療の更なる分野横断的なイノベーションに向けて -米国における新しい規制を考える-」 共 2016年3月 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス47巻2号(じほう社)、112-118頁
- 「21st Century Cures Act法案と予想される医療機器業界への影響」 単 2015年12月 医療機器産業研究所スナップショット8号(財団法人医療機器センター)、1頁
- 「人工知能と法-自動運転技術の利用と法的課題、特に製造物責任に着目して-」 単 2015年12月 青山法学論集57巻3号(青山学院大学法学会)、27-42頁
- 「最新の傾向をふまえたクロスボーダー契約の留意点」 単 2015年12月 単独、ビジネス法務15巻12号(中央経済社) 、12-16頁
- 「Medical innovation through investment in health」 単 2015年9月 niversity of Tokyo Law and Politics Journal12号・2015年夏(東京大学大学院法学政治学研究科附属ビジネスロー・比較法政研究センター)、124-134頁
- 「医療機器を介した健康・医療の更なる分野横断的なイノベーションに向けて-遺伝子検査ビジネスの展開を例に-」 共 2015年6月 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス46巻6号(じほう社)、380-385頁
- 「健康・医療分野の国際展開における戦略的外交と法政策」 共 2015年6月 Annual Report of the Murata Science Foundation, 2015年度(村田学術振興財団)、311‐325頁
- 「医療機器を介した健康・医療の分野横断的なイノベーションに向けて : 遺伝子検査ビジネスを例に」 共 2014年8月 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス45巻8号(じほう社)、652-657頁
その他
- 「スペシャルセミナー2:マイナンバー制の光と影の指定討論」 単 2014年3月15日 日本臨床試験研究会第5回学術集会総会、東京
- 「21世紀における信認法と信頼の役割 Symposium, The Role of Fiduciary Law and Trust in the 21st Century : A Conference Inspired by the Work of Tamar Frankel, 91 B.U.L. REV. 833-1299 (2011)」 単 2014年6月 アメリカ法[2013-2](日米法学会)、341-347頁
- 「How to Harmonize Regulatory Approval & HTA-Korea Experience A Perspective from Japan」 単 2013年6月17日 HTAi Korea、韓国
- 「専占による州法上の訴訟の否定」 単 2016年3月 単著、青山法学論集57巻4号(青山学院大学法学会)、217-232頁
- 「医療機器に係るイノベーションと医療技術の適切な評価に向けて-特に日本とフランスの制度を比較して」 単 2012年12月 『アメリカ法判例百選』別冊ジュリスト判例百選213号(有斐閣)、38-39頁